首元に、ひとさじの華やぎ
■素材
LIBERTY社を代表する生地のタナローン。
上質なシルクのツヤと手触りを木綿で再現するために英国LIBERTY社が独自に開発したローン素材。
やわらかな肌ざわりと軽さ、豊かなドレープ性が特徴です。
■デザイン
首元にフリルをあしらったマオカラーが印象的な、リバティの長袖シャツ。
襟元には共布のリボンコードを添え、結んでクラシカルに見せても、あえて長く垂らしてラフな表情にしても楽しめます。
ヨークにはギャザーを寄せ、身頃にほどよいゆとりと立体感をプラス。
袖口にもシャーリングを施しているため、袖をたくし上げるとふんわりとしたボリュームが生まれ、手元までニュアンスのある着こなしに。
フリルやリボンの甘さを、マオカラーとリバティの繊細な柄が上品にまとめてくれる一枚です。
01 | Sleeping Rose(スリーピング・ローズ)
日本の花鳥風月をテーマにした2010年秋冬コレクションの柄の一つで、デザイナー皆川明氏とのコラボレーションにより生まれたデザインです。
シンプルかつ美しいスタイルを持ち、色鉛筆や水彩、インクでの複雑なラインによるデザインになっています。
「眠れるバラ」と名付けられたこの柄には、美しい詩の一節がしたためられています。
02 | Kenilworth Castle(ケニルワース・キャッスル)
ケニルワース城の魅惑的な庭園に着想を得た、緻密なボタニカルデザインです。
1959年から1963年にかけて制作された、リバティのアーカイブに所蔵される植物画のシリーズをもとにしています。
プリムラやアネモネ、ユキノシタ、リンドウ、シンクフォイル、フロックス、ナデシコといった多彩な草花が、植物学的な正確さをもって精緻に描かれ、それぞれの植物が持つ構造や個性を際立たせています。
29 | At The Opera(アット・ジ・オペラ)
この鬱蒼としたキズイセンの草原は、華やかだった1920年代にリバティが制作した華麗なオペラ・マントからインスピレーションを得たデザインです。
芸術的でかつファッショナブルなマントには、しばしばブロケードや豪華なプリントシルク、豊かな色合いのベルベットが使われていました。
同年代のリバティのパターン・ブックから発見されたベルベット生地の残片を、デザインスタジオはオリジナルの抽象的なテクスチャーを保ちながらデジタルプリントに再構築しました。
■コーディネート
一枚で着るなら、リボンを結ばずにそのまま垂らし、ワイドパンツやデニムで少しメンズライクに振るのがオススメ。
首元のフリルや袖のボリュームが自然なアクセントになり、甘さのあるシャツも気負わず着こなせます。
反対にリボンをきゅっと結んで、タックパンツやロングスカートに合わせれば、クラシカルな雰囲気を楽しめそう。
足元はローファーやレザーシューズで少し重さを加えると、リバティの華やかさが引き立ち、甘さに寄りすぎない大人のスタイルに。
秋が深まってきたら、ベストやジレの中に仕込み、フリルの襟とリボンを覗かせるレイヤードも◎
袖口のシャーリングを活かしてジャケットの袖からふんわりと袖を出せば、いつものきれいめスタイルにも奥行きが生まれます。
リボンの結び方や袖の上げ方で雰囲気を変えながら、自分らしいバランスで楽しみたいシャツです。
モデル:T163・着用サイズ:38(M)